湖水地方 - ウィンダミア

巨大ステーション、ユーストンでどのプラットフォームに行けばよいのかわからず、しばらくオタオタ
巨大ステーション、ユーストンでどのプラットフォームに行けばよいのかわからず、しばらくオタオタ

今回のイギリス旅行では、熱い妻のリクエストを受けて湖水地方に行きました。


湖水地方って何?」とおっしゃられる皆様に少しご説明を(自分も全く知りませんでした)。まあ、リンク先を見ればだいたい分かるかと思いますが。



そこはイギリスの軽井沢。高原の中にきれいな大小数多くの湖があり、多くの観光客やリゾートを楽しむリッチなイギリスビジネスマンが来るところです。夏は湖で泳ぐ人も多いそうです。

ウサギが主人公の絵本ピーターラビットの作家、ビアトリクス・ポターがその風景に惚れ込んで牧場と家を買って、そこで作家活動に励んだところです。


ロンドンのユーストン駅から郊外へ向かうVirgin Trainに乗り(要予約)、3時間半。途中Oxenhormで乗換え、無事Windamereに到着。駅近くのアパートメントOakdene Apartmentにチェックイン。少し古そうだけど、きれいで、家具や食器、シーツ・テーブルカバーがとても素敵でした。子供がいるので汚したり、壊さないか少し心配。女主人がすぐ側で暮らしているので、わからないことがあるとすぐ聞けるので便利、

その日は、近所のスーパーで食材を買って、晩ご飯を食べて終了。


翌日から観光開始。

事前に日本語で検索してヒットしたツアー「ピーターラビットの故郷とウィンダミア湖クルーズ半日観光」を予約してきました。


バンに乗せてもらい、運転手がいろいろ教えてくれます。運転手は英語でしたが、ときどき日本語のガイド音声を流してくれるので理解が深まりました。30年前にロンドンで働いていた日本人老夫婦とご一緒させていただきました。


確かにきれいな風景でした。オランダでは珍しい丘、そこにいる羊達。羊はハードウィックという、冬ろくに食べ物がない環境でも自分の毛を食べて生き延びるという、かなり頑丈な品種がメイン。羊毛の品質は悪いそうですが、イギリス政府が飼育を推奨(保護?)しており、ビルの保温材などに使われているそうです。


ちなみにオランダのように、そのへんで羊と戯れることはできません(オランダが特別なのかも)。


ツアーのメインはビアトリクスの家があるヒルトップとウィンダミア湖クルーズ。

ヒルトップはナショナルトラストが管理しており、ビアトリクスの家は小さいながらもいい感じの博物館になっていました。ビアトリクス直筆の絵やコレクションが置いてあり、画家として素晴らしい才能があったことがわかりました(残念ながら中は写真禁止)。

・・・じゃないとあんなに世界中で絵本が売れないしね。


ウィンダミア湖のクルーズは・・・寒かったです。まだ季節は早すぎたみたい。

でも子供たちはデッキに出たがり、親達は交代で渋々つきあう感じ。

まあ、こんな感じで2日目は終了。


3日目は少し湖水地方を観光して、いよいよスコットランド、まずはグラスゴーへ移動しました。



なお、湖水地方にはローマ時代の遺跡(ローマ人がここまで来ていたことが驚き)もけっこう残っており、お風呂とかもあったらしいですが、今回は見れず。残念。


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