自動で96-well plate内のサンプル(通常は細胞ですが、自分はゼブラフィッシュ)を撮影する装置、ハイコンテンツイメージャー(High-content imager)用のゼブラフィッシュ整列装置の特許が公開されました。
出国前の最後の一仕事、橋本電子工業株式会社との共同研究、NEDOグラントの研究成果です。申請から関わって来たので思い入れの強い発明です。
細胞と違い、ゼブラフィッシュは撮影時の向きが命。
しかし、同時に生きている状態が大事なので、撮影時に向きを固定するのがとても難しい。
これを解決したのがこの発明です(詳細は大人の事情でひ・み・つ)。
久しぶりの大物(というほどでもないか)申請書だったので、だいぶ気合いを入れて準備しました。通ったときは嬉しいというよりは、ほっとしたことを覚えています。
オランダに来たため、この 研究開発チームからは実質はなれてしまいましたが、さらなる素晴らしい開発が進んでいることを祈っています。
共同研究者の皆様、ありがとうございました。
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