ということで連続してPublish。
出国直前までやっていたメルシャンとの共同研究が論文になりました。
赤ワインといえば、レスベラトロール。
レスベラトロールといえば肥満!!
ということで、お得意の肥満ゼブラフィッシュ研究で赤ワイン・レスベラトロールの作用メカニズムを解明した仕事です。
でも、これには本当に苦労しました。
赤ワインを魚に「食べさせる」のですが、赤ワインを凍結乾燥させると・・・
ネチャネチャになってしまいます。
凍結乾燥を3日くらいしましたが、やはりネチャネチャ。
以前の論文の方法で、このネチャネチャを含む餌を作ると・・・やはりネチャネチャ。
ゼブラフィッシュ、食べず・・・。
白ワインは凍結乾燥後もさらっとしていて、簡単に魚に食べさせることができるのに・・・。
と、いかにゼブラフィッシュに赤ワインを摂取させるかに苦労した研究でした(実際の方法は内緒)。
動物実験を数回して、血中脂質が改善することを発見して、自分は渡蘭。
次の方が、DNAマイクロアレイでその作用メカニズムを予想し、稚魚を用いて証明したようです。
いやあ、Pubishできて良かった、良かった(最近お決まりの文句となっています)。
共同研究の皆様、ありがとうございました。