さて、一晩明けて月曜日
フランスはオランダより南にありますが、やはり朝は日本より暗いですね。
今日は朝一でエッフェル塔に登ってきました。
エッフェル塔に登るのが、スカイツリーはともかく、東京タワーに登るより先になるとは思いませんでした(田舎者)。
エッフェル塔はあらかじめインターネットで2階まで行けるツアーチケットを購入しておいたので、朝一ということもあいまって、ほとんど待たずに入場できました(最上階まで行けるチケットはお値段高め、そしてなかなか入手できない)。
オフィシャルサイトから買うと安いのですが、なんと3ヶ月後までほとんど売り切れ。
日本のネット代理店を介して購入したのですが、ここだとけっこう空いています。もしかしてこういう代理店が、オフィシャルのチケットを買い占めているのかも
渋い銅色のタワー。鉄パーツの組み合わせがなかなかクールでかっこよかったです。
思わず写真を撮りまくりました。全体像もいいのですが、脚部分がセクシーだと思うのは自分だけでしょうか?
クラシックな斜めに進むエレベータに乗り、上へ上がります(階段も使えますが今回は使わず)。
高所恐怖症気味の自分でも感心するきれいな眺めでした。
正面に見えるシャイヨー宮の美しさに感服でした。
天皇陛下の手紙や、建築家エッフェルさん(娘と2人でしばらくこの塔に暮らしていたらしい)とエジソンの蝋人形もなかなか興味深かったです。
ツアーガイドの話によると第一次大戦前、パリで行われた万国博覧会の目玉として、当時の大富豪エッフェルさんが建設した塔とのこと。
フランス政府は全然予算を出してくれないため、ほぼ全てエッフェルさんのお金で作られたが・・・そこは大富豪エッフェルさん、フランス政府に
「万国博覧会が終わっても5年間(ちょっと自信ない)は置いておいてください。その間に入場料を回収して、建築費用の足しにしますから」
との約束を確定したそうです。
実際は万国博覧会開始後あまりの人気で、わずか半年の入場料だけで元は取れていたそうです。
つまり残りの期間は純益。
さすが、大富豪、お金儲けが上手です。
そのほかの詳細はウィキペディアに載っていました。
午後はそのまま目の前のセーヌ川にある舟着き場からクルーズを体験。
ええ、すっかりオランダで親しんだ運河下りの気分です。
そのまま駆け足でルーブル美術館へ。
子供達にとっては中の身術品より、入り口にある動物の彫刻や、外から見るガラスのピラミッド、庭にある生垣で作った迷路のほうが楽しかったようです。
ぐずる子供たちをごまかしつつ、一気にモナリザなど有名どころを見て終了。
人が多かったので、美術品を見にいく、というより人を見に行くという感じでした。
さすが世界最大の観光都市パリです。
やっと1日終了。
かなり盛りだくさん、写真も盛りだくさんの1日でした。