Blog (hobby)

Sun

26

Jul

2015

嵐とNaturalis

ラボの前の木たち。バキバキに折れています。
ラボの前の木たち。バキバキに折れています。

暑くはないけど、穏やかな天気が続くオランダの夏。


と思いきや・・・


もう本当に嵐。2日間は続きました。

耐震性をまったく無視したおしゃれな建物、高い木の多いくになのでどうなることやら、と思いつつ、翌日大学に行くと・・・。


木、折れまくり。かなり大きな枝がゴロゴロ落ちている。

ガラス張りのバス停、割れまくり。

看板などは大量に倒れて壊れている状況でした。


大学で折れた木の写真を撮っていると、オランダ語で

「あぶないぞーっ!!どきなさーいっ!!」

としらないおじさんが叫んでくれました。

ありがたいことです。


割れたガラス張りのバス停
割れたガラス張りのバス停
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Sat

06

Jun

2015

CoderDojo, again!

たまには研究者らしいブログを書こうと、最近出した国際特許のこと(癌幹細胞検出用論文では[隠してある]成果を知財化)や、投稿して2時間でご返事をいただいた超最速リジェクト事件(どこの雑誌かは書きません、これまでの一晩リジェクトを超える速さでした)を書こうかと思ったのですが・・・。


こんなの書いている本人にとって、正直あまり面白くない。


ということでまた日常のイベントについてのブログを書きます。


以前、娘と参加した子供向けプログラミング教室、CoderDojoにまた行ってきました。

前回は子供が通う学校であったのですが、今回はライデン市内のBPLusCという市営のイベント用建物です。

7歳からの参加ですが、今回は息子(6歳)も飛び入り参加。


ちょうど、市民文化祭みたいなものがやっていたのか、けっこうな人出。


今回もScratchを使いました(これ、日本語版もあるのでけっこうお薦め)。

自分のMBAにインストールしたものを娘が使い、息子はGalaxy TabのインストールしたScratch Jr(しかタブレットでは使えず)を使いました。


で、娘の作品(写真)。

前回の単にニャーニャー言いながらキャラクターが走り回るプログラムからだいぶ進化し、なんとゲーム(まあ、私がかなり手伝いましたが)を作りました。


少し画像が分かりにくいですが、

黄色いチキンが主人公。こいつをキー操作で、追いかけてくる他のモンスターから逃がしつつ、チキンの後ろについてくる猿で防御。

猿が他のモンスターに当たると、点数が入り、モンスターはしばらくクルクル回るというもの。モンスターがチキンに触れると赤くなり、減点されます。

10000点まで行くとゲーム終了。


作った本人がいつまでも遊んでいました。



次回作に乞うご期待!!

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Thu

07

May

2015

大都会ロンドン(初日)

アパートの写真。入り口は狭いが・・・中はそこそこの部屋数・広さでした。
アパートの写真。入り口は狭いが・・・中はそこそこの部屋数・広さでした。

前日まで下痢と発熱で少しお疲れの父(自分のこと)は大きなスーツケースと子供2人かかえ(正確には妻が)、ロンドンシティー空港に降り立ちました。


自分のスマホ(Lebara NL)がイギリスでは使えないことに気づき、空港でLebara UKのSIMを購入。これでGoogle Mapが使えるはず・・・だが、うまくいかない。


オランダとイギリスは飛行機で1時間の距離なのに(実際に飛んでいるのは30分くらい)、どうして国際携帯電話企業Lebara様のSIMが二国間で共通して使えないのか!とブツブツ文句をいいつつ・・・

もう面倒なので、印刷した地図と勘で移動することにしました。


おたおた大都会ロンドンを地下鉄で移動し、アパートを予約したCamden Town駅に到着。

地下鉄をMetroとは呼ばずUndergroundと呼ぶあたりがイギリスちっくな感じ。


さすが大都会ロンドン、とにかく人が多い。地下から地上に出ると、さっそくどっちに向かって歩けばよいのか分からなくなる。迷いつつもなんとかアパートメントホテルSmart Accommodation Camdenに到着すると・・・。


そこはオフィス。そこで泊まるアパートメントの場所を教えてもらう。けっこう遠い

ヘロヘロになってアパートに到着。なかなかオシャレな感じでいい・・・がお湯と暖房が使えない(日中13度くらい)。

オフィスに電話し、いろいろ説明を聞くがわからず、結局そこの人に来てもらう。


ホテルと違い、アパートは安い分、食事や洗濯は自分が(正確には妻が)する。

ちなみに「安い」と言ってもそこは大都会ロンドン、2ベッドルームの3泊4日で979ユーロ、お値段10万円以上、たけー!!

なので、ヘロヘロになってなっていようが、近くのスーパーへ一家で突撃。

でもオランダとは違い、全て英語表示なのがありがたい。

もう余裕余裕、という感じ。



旅行計画ではこの1日目に、アパートの近くにある大英博物館くらいは(無料だし)少しのぞいてみようかと考えていたけど、前日までの病のダメージと大都会の慌ただしさにすっかり田舎一家はやられてしまい、おとなしく室内で過ごしました。


夜は久しぶりのバスタブ(オランダではシャワーのみ)。子供たちは大喜びでした。


LebaraのSIMカードはいろいろいじってみましたが、結局Lebara UKからWIFIで何かをダウンロードしたらうまく動き出しました。


これで明日からの移動は完璧さ!期待しているぞ、Google Map!!

Wed

06

May

2015

8日間イギリス縦断旅行

というわけでやってきましたMay Hoilday!

日本のゴールデンウィークと同じ時期に、オランダでは子供たちの学校が3週間ほどお休みになります。前回のイースターホリデーと言い、オランダはホリデーが本当に多いです。


もちろん、親である自分もホリデーを取りました。

3週間も!なげぇ!!


1月頃から準備(ルート決定、飛行機チケット・電車・ホテル予約)を着々と進め、いつまでも座席が決まらないVirgin Trainのロンドンオクセンホルム間の電車にやきもきし・・・。


で、肝心の旅程。

初日

オランダ、スキップホール空港からロンドンシティ空港へ飛行機で移動。

そのままロンドンの比較的お安い(実際は全然安くない)カムデンタウンにあるアパートメントホテルにチェックイン。


2日目

子供大喜び(予定)の俗称ハリーポッター博物館、WARNER BROS. STUDIO TOUR LONDONへ。


3日目

定番のロンドン観光、ロンドン橋、ロンドン塔、大英博物館。


4日目

昼から湖水地方ウィンダミアへ移動(電車4時間!)


5日目

湖水地方観光ツアー、ピーターラビットの世界を満喫。


6日目

朝一でグラスゴーへ移動(電車3時間!)、午後からグラスゴー観光少々。


7日目

エジンバラへ移動(電車1時間)

エジンバラ観光、エジンバラ城を中心に。


8日目

エジンバラ観光、適当。

夕方、飛行機でエジンバラ空港からスキップホール空港へ帰還。


という感じでイギリスを見事縦断してきました。


詳細は続きのブログで!

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Sun

19

Apr

2015

誕生日ケーキを自分で焼きました!(長文注意)

27回目(もちろん嘘)の誕生日が来ました。

おっさんの誕生日はめでたくも何ともないので、例年特に何もせずに流してきていたのですが・・・、今年は違います。何せ、ここはオランダの大学。

 

以前のブログ(ケーキ・ケーキ・ケーキ!)でもご紹介したように、オランダでは(特にうちのラボでは)自分の誕生日に教室員全員にケーキを振る舞います。その量、だいたいホールケーキ3個分。

 

さすがに教官は忙しいため買ったものが多いですが、学生やポスドクは自作のものが多いです。もちろんたまに購入してくる学生もいますが(アジア系に多い)。

皆、それなりに上手なケーキを焼いて持ってきます(特にオランダ人男性は上手な傾向があり)。


ここは現役の実験系研究者(自称)として、ケーキの3つくらいはビシッと自作で決めたいところ。

しかし自分はケーキなんぞ、レアチーズケーキくらいしか作ったことがない。。。

ということで前回のブログ(2月)から週末、ケーキ作りの練習をしてきました。


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フルーツケーキ

子供たちに手伝ってもらい(遊びの一環)、基本のケーキミックスに適当なフルーツをぶち込みまくって焼きました。焼いているうちに中心部が火山のように突出してきましたが、味は良かったです。でも見た目が・・・。


アップルタルト

オランダケーキの基本中の基本、アップルタルト(オランダ風にはアペルタールト)に挑戦。子供たちの協力の元(完全に週末のエンターテイメントになっています)これまた基本のケーキミックスに安くで買ったリンゴを切ったものを入れて、余った生地でドウを作り、網目状にかぶせて焼くだけのはずが・・・。

あれ?ドウを作る分の生地が足りない。しかもパサパサでうまくドウが作れない・・・。

ええ、バターの量を間違えておりました。本当は170g入れるところを70gしか入れておりませんでした。しょうがないのでそのまま焼きましたが・・・見た目はイマイチですが意外と美味しかったです。


ダブルチョコレート

これまでの経験から「Dr. Oetkerのケーキミックスに外れなし!(少々失敗しても美味しくできる)」という法則を得た自分。少し難しそうなダブルチョコレートケーキにチャレンジしてみました。

最初にチョコケーキを焼いて(やはり中心が膨らんでしまう)、上に溶かしたチョコをかぶせて・・・となかなか面倒でしたが、子供たちに好評でした。見た目もなかなか良好。これでかなり自信を付けました。


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そして本番

わざわざケーキ型を複数揃え、前日の日曜から作製開始。

作ったのは前述のダブルチョコレートに加え、ザッハトルテ(少し調子に乗っている)、そしてイチゴ風味のレアチーズケーキ(オーブンが小さいので焼かずに作れるものを追加)。

もちろん使用したケーキミックスはDr. Oetker、同じDrとして少し親近感も出てきました。


なお作り方は箱に書いてあるオランダ語を全てGoogle Translateで英語に直して読みました。Thank you Google!


そしてケーキ作りの師匠である妻から、

「フルーツや生クリームで飾りを付けると本格的に見えるよ」

とナイスなアドバイスを受け、結局は妻が中心になって本格的な飾り付けを施行(クリームのニュルニュルした飾り付けが自分ではできなかった)。


かなりプロフェッショナルな感じのケーキが出来上がりました。


ラボのそこら中に

Cake at 15:00, Yasuhito」の貼り紙を貼りまくり、自分の誕生日パーティーを開きました。

 

同室の大学院生(若い中国人女性!)がこっそりと皆のメッセージの入った色紙とプレゼントを用意してくれており、とても嬉しかったです。プレゼントの1つ、ワサビドレッシングが想像していた味と違ってびっくり。でもけっこう美味しくてお気に入りです。さすがイタリア製。


肝心のケーキは「見た目もいいし、味も良いと」皆に大好評。お代わり続出であっという間になくなってしまいました。

特にレアチーズケーキはかなり大きかったのですが、「ヘルシーで美味しい」と好評でした。

・・・レアチーズケーキがヘルシー、という発想は日本人である自分には新鮮でしたが。


ラボメンバーには日本にいるころはケーキを自分で焼いたことがない、と伝えていましたが、今回のケーキの出来が良かったせいか誰も信じてくれず、ついに

Dr. Oetkerのケーキミックスを使ったんだ」と伝えると、ボスが

あー、あのケーキミックスは間違いない、美味しくできるよ」とのこと。

どうやら正しい選択ができていたようです。


帰宅すると妻がショートケーキを作ってくれていました。オランダでは碌なスポンジケーキが売っていないので、Dr. Oetkerのレモンケーキをベースに作ったとのこと。

さすが師匠!の一言につきる出来栄え



そして子供たちからもプレゼント。ブレスレットの「Birthday」の綴りが微妙に間違えているのはご愛嬌。



いやあ、いい誕生日でした!!

 

皆さん、ありがとうございました〜!!

 

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なおこのブログはDr. Oetkerからの資金提供は一切受けておりません。

Thu

16

Apr

2015

さくら

オランダにも春が来ました。やや肌寒いですが、緑が一気に増え、花が咲き誇り、キューケンホフにチューリップを見に行く人が増えてきました。


オランダ人にとって春と言えばチューリップ。でも私たち日本人にとってはもちろん春の花の代表は桜です。


桜は日本固有種だろう、オランダではほとんどないに違いない、と思っていましたが、意外とたくさん見ます。

いろいろなタイプの桜(八重や、ピンク、白、しだれ等)があるので、少し品種が違うのかもしれませんが(たとえばアーモンド)、今の時期はかなりきれいに咲き誇っています。


というわけでお気に入りの一枚。

ライデンの民族博物館前の桜です。通勤で毎日前を通るので、思わずパシャリ。


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Fri

30

May

2014

ボート遊びと、オランダでの税金

今日は祝日、教授ご一家と一緒にボートに乗せてもらいました。

 

運河、川、湖を走り、ご自慢の巻き寿司をいただき、途中から運転もさせてもらいました。

いろいろな船やヨットがたくさん走っており、しかもヨットは6歳くらいの子供から操作していたので、とても驚きました。

高さの低い橋をくぐるたびに、身体を低くして通り抜けないといけないのが面白かったです。

ちなみにボート、レンタルできるらしい。

 

夜、中華料理店De Nieuwe Wereldで教授一家と食事。北京ダックがおいしかったです。あの包む皮をpancakeと言っていたのが面白かったです。

そこで3時間くらいおしゃべりしていて、いくつか驚くことがありました。

 

所得税率

20000ユーロは20%

30000ユーロは30%(ほとんどの人たちはここに当てはまるそうです。手取りは日本円にすると294万円)

40000ユーロは50%

 

・・・そして有名国立大学の教授である彼の給与は

60000ユーロ、税率60%

彼の手取りは日本円にすると336万円。

「俺は6月から12月の間は政府のために働いているんだ」と笑っていました。

ドイツはこの倍、スイスは4倍らしいですが、物価も高くなるそうです。

「若い野心のある人たちはアメリカかドイツに行く」と言っていました。

 

大きな会社は保護されているけど、小さな会社はまったく保護されていないらしい(彼はベンチャー企業を2つ経営中)。毎年60%くらいが「税金」で倒産するらしいです。

彼の意見では、「小さな会社は倒産しやすく、倒産すると無職の人ができてしまう。彼らを税金で養いたくないから、政府は小さな会社を増やしたくないんだ」とのこと。

彼の奥さんが我々の政府はイノベーションをあきらめている、と憤慨していました。

 

ミュージカルはThe Hague、ScheveningenにあるCIRCUS THEATERが有名。でもほとんどオランダ語。ミュージカル好きな自分にはちょっと残念でした。オペラを薦められましたが、ちょっと・・・。

 

 

オランダの美しい風景と、意外な一面を見た一日でした。

Tue

11

Dec

2012

Mie Zebrafish Items

透明系統ゼブラフィッシュTシャツです  (メダカじゃないよ)
透明系統ゼブラフィッシュTシャツです (メダカじゃないよ)

ゼブラフィッシュカレンダーやTシャツなど、うちのラボは真面目に研究してんのかいっ!と突っ込みたくなるようなグッズが増えてきました。

まあ、かなりこれらを作るのにはコミットはしているんですが・・・

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Mon

27

Feb

2012

Google images

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Sun

16

Aug

2009

Overhaul of the watches

引っ越し先で、気合いの入った時計店を発見。思わず手持ちの時計のOHを依頼。

そのうち1つは、ULYSSE NARDINのpocket watchで、あるCMWには「直せない」と言われていたもの。祖父(噂によると曾祖父が祖父に渡したらしい)の遺品。

 

部品を作ってもらい、たったの5万円で動くようになり、感動中。

get goose bumps seeing the pocket watch.

 

そこの店長は、祖父の形見(死んだときにも付けていた)のLONGON ULTRA-CHRONに感動したらしく、30分くらいうんちくを教えてくれた。

 

そんな価値がある時計だとは知らなかった。。。

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